人生を豊かに生きるための時間術vol.1 -自分を知る-

[記事公開日]2018年1月1日

「時間を上手に使う」ということの定義は何ででしょうか?

答えは、それぞれが満足する時間の過ごし方をすることです。そのためには、まずは、「自分の好み」を知り、その上で、世に出回っている時間術を使う必要があります。

時間の悩みはバラエティーに富んでいる

私は、時間術コンサルのサービスを提供しています。時間術の相談を受けて思うことは、みなさんが「時間の問題」と考えていることの裏には、実に様々な原因があるということです。「時間がない」とご相談に来られた方の話を深堀りしていくと、

  • 実はやりたくないことで気が進まない
  • 全然時間がないのに、パートナーが手伝ってくれない
  • 体力がないので、仕事から帰って来たら何もやる気が起きない

などなど、バラエティーに富んでいます。

このような相談を受けて、時間術コンサルを始めたばかりの私は、このような相談を受けて、少々困りました。みなさんが、私に「時間の捻出方法」や「どこに無駄があるのか」を伺いにいらっしゃると思っていたからです。

「時間術」を使うためには、自分の好みを知る必要がある

時間術について、講座を開催したり、記事を書いたりしていますが、その内容がすべての人に役に立つ訳ではありません。例えば、「実はやりたくないことで気が進まない」と仰る方に対して、「どんどん効率化を進めて、やりたくないことをする時間を増やしましょう」とアドバイスをしても、解決にならないのです。

また、例えば、十分に効率化を図り、効率化し過ぎて疲弊されている方まで、さらなる時間の効率化を図ろうとされている場合があります。

『時間術』というと、「効率化を進めて、時間を作る」というのがお決まりのように感じますが、そればかりが時間術ではありません。「自分は何に満足を感じるのか」また「自分は何が嫌なのか」を知る必要があります。それらがわからないまま、いいと言われた時間術を使っても、風邪を治すために、腰痛の薬を飲んでいるようなものです。

自分の好みを知るためには、トライ&エラー

「自分の好み」をすぐにわかる人もいれば、そうでない人もいます。わからなければ、「トライ&エラー」をして探せばいいのです。

私はの悩みは、本業で夜遅いのに、オンラインサロンの運営や講座、イベントなど、やりたいことが多すぎることでした。20代の頃は、無理を重ねて、平日帰宅をしてから、本業以外のことに力を注いでいましたが、身体が辛くなってしまい、やる気に波が出るようになっていました。この時期は、自分のことをよく知ることもせず、世の中のいいと言われているやり方に、無理矢理自分を合わせようとしていたのです。

現在は、本業で20代のときよりも責任が大きくなり、また、忙しい時期もあります。時間に余裕がある訳ではありませんが、それでも、以前より、うまく時間が使えていると思うようになりました。それは、自分を知ることができるようになったからです。

あなたが大切にする考え方は?

わたしの場合は「まずは、本業が大切。残った時間が、1週間で1時間でも、自分の好きな活動に一生懸命気持ちを込めて取り組もう。」という考えに出逢い、自分自身が納得できるようになりました。ただし、20代の頃にこの考えに出逢っても、納得できなかったかもしません。あくまで、20代の頃に、身体が大変だったことを経験して、「今後、同じことを続けることはできない」と思うようになったから、つまり、トライ&エラーをしたから、納得ができるようになったのだと思います。ですから、今は、身体を壊すほど、やる気がなくなるほどに詰め込む時間術は止めました。

時間術は、本でもネットでも、調べればいくらでも出てきます。でも、大切なのは、「自分の好み」「自分のぶれない軸」を探して、それに従って、時間術を使うこと。あくまで、時間術は道具なので、道具に使われてはダメなのです。

「自分の好み」が、とにかく効率化を目指したいということであれば、目指せばいいでしょう。「そもそも、そこまでの情熱がないけど、何かに対して情熱が欲しい」というのであれば、情熱を向けられるものを探したらいいでしょう。

 

今回は、時間術の1回目の記事ということで、時間術を使うための前提として「自分を知る」ということについて書きました。次回は、実際の時間術のスキル「時間を作る方法」について書きたいと思います。